「バスの運転手」という仕事は大きな乗り物を運転する楽しさや、やりがいもある素敵なお仕事です。
ただどんな仕事でも大変なこと・苦労することは付き物です。
どんな大変さがあるのかまとめてみました。
まず、どのバスを運転するにあたっても共通する大変な点は…
多くの場合、たくさんの人の命を預かることになるバス。運転が好きでもバスの運転というのは簡単でも楽でもありません。一般的な乗用車と違って大型の車両となるバスは、狭い道などでのすれ違いにも集中力が不可欠です。運転自体も技術に確かなものがなければスムーズにはいかないです。ただ、車両が進化し続けていることで乗り心地も良くなり、ブレーキ・ハンドル操作等の改善もされていて運転が非常に楽になっているということもあるので心配し過ぎないでください。
運転そのものだけでなく、安全を第一にダイヤも意識して守らなくてはいけないという面も。こういったように、神経をかなりすり減らすという苦労はあると思います。それだけ責任のある仕事、ということです。
運転技術の向上に努め、日々集中力を持続させて乗務することで疲れた神経を仕事後や休日にリラックスさせてバランスを取ることが必要でしょう。
次に
バスの運転という仕事は、ただバスを運転するドライバーというわけではありません。
例えば路線バスはお客様から運賃をいただくという面からも、運転するだけでなく「接客業」という面もあるのです。お客様と直接接するので、質問を受けることもあれば乗降の手助けをする場面もあります。
車内を安全快適に保つために迷惑行為をする乗客がいればその対応も必要になります。
お客様は様々です。一生懸命やっていてもクレームを受けることもあるかもしれません。難しいと感じるかもしれませんが、「お客様のために」という気持ちで真摯な対応を心掛ければきっと伝わります。
それに、バックモニター・ドライブレコーダー・運賃支払い時のカード導入、観光バス・高速バスへの無線機導入など補助機能設置により乗務員の負担も軽減されていっています
そして
これもバスの運転手という仕事に限ったことではないですが大変な部分でしょう。
体調不良は集中力を落とし安全運転の弊害となります。睡眠や食事等は勿論、飲酒も時間に気を付けましょう。アルコールチェックがあるのでまずないですが、少しでもアルコールが残っているような状態にならないよう意識して下さい。ちなみに結果的に飲酒量が減って健康になったと感じる運転手さんも多いようです。
最後に
という苦労がある場合も。これはどんなバスに乗務するか、どの会社で仕事をするかによって大きく異なる部分です。応募の際によく調べてみましょう。
基本的には決められたシフトでの乗務ですが、道路混雑等があった際には残業となることも。繁忙期は休みが不規則になるバスもあります。ただバスの事故等からもバス運転手の勤務時間については「バス運転者の労働時間等の改善基準(国交省)」によりきちんと決められ、改善されています。
こういった大変さや苦労はあるかも知れませんが、どんな仕事にも苦労はあります。
それに、それだけバスの運転手という仕事が人の役に立つ責任ある仕事と思うと頑張れる気がしませんか?
素敵な仕事であるバスの運転手に是非応募してみて下さい!