2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
その年に向けて政府が推し進める「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」が決定されています。
そもそも観光立国とは、「国内の特色を整備して国内外の観光客を誘い込み、その観光客が落とすお金を国の経済基盤の1つにすること」です。観光は成長分野なのです。
バス業界でも、例えば外国人観光客をターゲットに観光スポット巡りだけでなく「着物体験」などのような“体験”を売りとするツアーの企画もたくさん出てきています。
日本の文化や様々な地方の魅力を知ってもらうツアーは外国人観光客にとどまらず日本人にも人気があります。今後も需要は増すでしょう。
でも実は…、
バスが足りない。
バスが足りないのは運転手が足りない、という現状 があります。
観光バスや高速バスに限らず、全体的にバス運転手は人手不足な状況です。
今後、高齢化社会が進む中でもお年寄りが便利に生活できるようにコミュニティバス等も増加すると予想されています。
そして今現在バスの運転手をされている方の平均年齢も高いので今後引退も増えてきます。
ますます人手は不足します。
バス業界に良い印象がないというのも人手不足の原因のひとつかもしれません。
けれども今は労働環境も改善されています。バス運転手にとって働きやすい環境が整い始めていることで女性のバス運転手も増えています。
バス自体も、例えば車いすで乗降可能な新車の低床バスに順次代替えされるなど快適性が向上しています。
ダイヤの改正やバスの位置情報がわかるシステムなど、お客様だけでなく運転手にとっても利便性を高める取り組みがされています。
需要があるというのは「必要とされている」ということです。
必要とされるというのは大きなやりがいを持てるものでしょう。これからも需要が高まるバス運転手になってみませんか?